ソーラー発電 費用の最近のブログ記事

屋根に設置した太陽電池で発電をするソーラー発電。太陽の光を利用してエネルギーを生み出す新しい発電方式です。でも、いくら環境に優しくても、操作が難しいのはちょっとお手上げ! と言う人も多いですよね。電気は毎日使うもの、しかも太陽光の強さは、昼間と夜間ではもちろん変わります。雨の日と晴れの日でもまったく違うでしょう。毎日、お天道様を見上げながら操作するのでは大変! その点はどうなっているのでしょうか?

ソーラー発電は、日の出、日の入りはもちろん、天候状態に合わせて自動的に運転します。そのため面倒な操作を手動で行う必要はありません。また、余った電機を電力会社へ売る、売電も、不足分を買う、買電も自動で行われるので、安心です。

また、維持管理についてですが、基本的に必要ないようです。掃除も、一般の住宅ではほとんど必要ありません。大部分の汚れは、雨で洗い流されてしまうからです。ただし、太陽電池が葉っぱなどに覆われてしまったり、電柱などの影になってしまうと、モジュール全体の瞬時発電電力に影響が及び、低下することがあります。また、積雪地域では、太陽電池モジュールの上に雪が積もると発電できなくなってしまいます。雪が落ちれば、冬場でもかなりの発電電力量が見込めます。

個人でのメンテナンスはする必要ありませんが、機器を購入した会社によって、数年ごと(たとえば、4年ごとなど)にメンテナンスサービスを行うところが多いようです。

ソーラー発電システムについて問題にするとき、よく耳にする言葉に「3KWシステム」があります。たとえば、平成6年度からはじまり平成17年度に終了した国の補助金制度では、最終支給の17年度は「3KWシステム設置の補助金額は、6万円」という表現をとっています。この「3KWシステム」とはどのようなものなのでしょうか?

太陽電池モジュール、つまりパネルは、1枚の最高出力を150Wとした場合、20枚設置すると3000W、つまり3KWということになります。これが「3KWシステム」です。したがって、先の国の補助金制度、「3KWシステム設置の補助金は、6万円」というのは、パネルの外寸をおよそ1m×1mと考えた場合に、このパネルを屋根に20枚取り付けられるお宅、ということになります。

屋根の形状にはさまざまありますし、各メーカーのパネル出力や寸法、電気の配線ルールも異なり、それによってシステムが決まってくるということです。

また、「ソーラー発電システムのKW単価が年々低下している」、といわれますが、この「KW単価」とはどういうことでしょうか?

これは先の3KWシステムの設置で考えた場合、たとえば、このシステムで設置した費用が税抜き・工事費込みで210万円だったとすると、210÷3KWで、70万円(税抜き)ということになります。これにより、1KWあたりの単価は70万円となります。

先の平成17年度の最終補助金は、1KW2万円ということでした。70万円に対して2万円ということですが・・・。やはり、まだ敷居は高いなあ~、と思われるでしょうか?それとも、これなら! と設置に踏み切りますか?

太陽発電のシステムを導入する際には、必ず複数のメーカーから見積もりとシミュレーションの結果を出してもらいましょう。屋根の現地調査をしたうえで、正確な見積もりと、実際にお宅の場合にどれほどの経済効果があるのかをシミュレーションしてもらうことが大切です。メーカーがモデルとして示している例ほど、実際には経済効果が望めないこともあるからです。

ソーラー発電の発電シミュレーションの手順とその観点:

1.地域・・・お住まいの地域によって日照時間などが異なります。

2.システム・・・設置するシステムの規模を考えます。一般のご家庭で設置されている標準的なサイズは、3.17kwです。それよりも小さめのシステムは2.11kw、やや大きめのシステムの場合は4.22kwです。

3.屋根の形状・・・重要な観点は設置する屋根の傾斜です。おおよそで、設置角度が20度ならば、なだらかな傾斜といえるでしょう。また、設置角度が30度なら、標準的な傾斜です。設置角度が40度になると、やや急な傾斜と考えられます。

4.方位・・・理想的には南側にご自宅の屋根が向いているとよいのでしょうが、実際には、南を中心にして、東、南東、南西、西が考えられます。

たとえば、これはあるメーカーによる概算ですが、上記の条件で日本のほぼ中央、中部地方を考えてみましょう:
1.愛知県
2.標準サイズ
3.標準的傾斜(30度)
4.南向き

この場合、経済効果は中部電力のエリアですから、中部電力の1ヶ月の電気料金と比較します。すると、1ヶ月あたり中部電力の場合電気料金を12,000円と考えてみた場合、ソーラー発電の場合は、1,716円ですから、その差は、10,284円です。また、年間ではソーラー発電なら20,592円で、123,406円の差となります。ただし、そもそも比較の基準となった中部電力の電気料金はあくまで目安であり、実際、お宅ではそれほど掛からないかもしれません。また、ソーラー発電についても更に細かな契約によって変わってきます。それに、一ヶ月あたりだけではなく、導入時の費用や維持費、管理費も見込んで考えるべきです。

それぞれのご家庭の細かな事情をよく加味して、正確なシミュレーションを出すことが重要です。