ソーラー発電と屋根の形状、材質、築年数

「我が家は築20年なのだけど、今からソーラー発電システムを設置できるのかしら?」「我が家の屋根は南向きではないわ、日射が少なくなってソーラー発電は無理じゃないかしら?」「うちは、寄棟だけど・・・」「うちは、切妻なんだけど・・・」などなど・・・。ソーラー発電システムの導入を検討したいと思いながらも、各住宅それぞれで条件が変わります。実際のところ、設置に不向きな条件というものはあるのでしょうか?

屋根の形状には、切妻屋根、方行屋根、寄棟屋根、片流れ、陸屋根があります。材質としては最も多いのは、カラーベストですが、他にも金属板瓦棒や金属横葺、和瓦、洋瓦、平板瓦、シリコン防水、さらには金属折半もあります。

確かに「南面の屋根」が設置には理想です。しかし、実際には北側を除き、寄棟で南面と東西面に設置されるお宅、切妻で東西両面に設置されるお宅、など、さまざまなようです。設置方位による効率の低下は、南面を100とした場合、東西面は5~15パーセントダウン、北面では40パーセントのダウンとなるのが一般的です。また、屋根の形状により太陽電池パネルを設置する屋根の傾斜角度が変わるとはいえ、数パーセント程度です。

築年数による耐久性も心配となりますが、太陽電池パネル1枚あたり(外寸約1m×1m)の荷重は、取り付け架台等を含めて15~20キログラム程度です(メーカーによって差があります。また陸屋根の場合は、工法が変わります)。確かに、屋根への負担がないわけではないでしょうが、ソーラー発電システムの荷重は、屋根全体に分散されます(よく比較の対象となる、太陽熱温水器の場合は、約3メートル四方に約300キロの屋根荷重となります)。したがって、築年数および屋根材の古いお宅でない限り、ほぼ問題はないと思われます。

屋根の形状、向き、材質による発電量や節電額のシミュレーションを依頼すると共に、耐久性についての確認も事前に行っておくと良いでしょう。

スポンサードリンク

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurl(バザール)に登録

関連記事

ソーラー発電とは?
地球温暖化が懸念されるなか、地球に優しい発電、ということで関心が集まっている「ソ...
なぜ今、ソーラー発電なのか?
「愛・地球博」でも紹介された「ソーラー発電」。「地球に優しい電力」といわれていま...
ソーラー発電のしくみ
ソーラー発電は、太陽のエネルギーを利用して電気を作ります。でも、素朴な疑問として...
ソーラー発電と屋根の形状、材質、築年数
「我が家は築20年なのだけど、今からソーラー発電システムを設置できるのかしら?」...
ソーラー発電の再生可能エネルギー
再生可能なエネルギーとして着目されているのが、ソーラー発電をはじめとする自然エネ...
ソーラー発電によるエネルギー自給
「環境に優しいエネルギー」として、ソーラー発電や風力発電など、いわゆる「新エネル...
ソーラー発電による家庭でできる省エネ
どれほど政府や研究機関が努力を重ね、ソーラー発電や風力発電など、きれいなエネルギ...
ソーラー発電の保証とメンテナンス
ソーラー発電システムは、通常、「メンテナンス」が必要ないといわれています。でも、...
都道府県別ソーラー発電導入状況
地球に優しい新しいエネルギーとして関心を集めている、ソーラー発電。太陽電池の大手...
ソーラー発電システムの種類
ソーラー発電システムには、大きく分けて2つの種類があります。1つは、「系統連係型...